参加のご案内
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step3-3.ページ作成のガイドライン
あなたが制作したページを建築マップのコンテンツとして公開する際には、以下のガイドラインに適合している必要があります。ガイドラインの主目的はユーザビリティを保証することにあり、必要度に応じてランク(下記)が定められています。適合していないと判断される場合は、管理人が修正を求めることがあります。
- 【LEVEL A】 適合していなければならないもの
- 【LEVEL B】 適合させることを強制しないが、強く推奨するもの
- 【LEVEL C】 適合させる必要は全くなく、あくまで建築マップのスタンダードを示すだけのもの
ただし、ガイドラインに適合していなかったとしても、他の方法で同等のユーザビリティを確保していればOKとなる場合もありますので、個別に管理人までご相談ください。
サイト名を記載してください 【LEVEL A】
こちらで用意している画像を使うか、自分で作ったテキストやオリジナル画像でも構いません。ARCHITECTURAL MAPという文字を、ページの冒頭部に必ず入れてください。
サイトコンテンツを記載してください 【LEVEL A】
|ホーム|インデックス|・・となっている部分です。文字の大きさ、フォントの指定、画像への変換、リンク色の変更をしても構いません。基本的にはテンプレートをそのまま使われるとよいでしょう。
建物情報を記載してください 【LEVEL A】
客観的な建物情報を、画像ではなくテキストで記してください。
建物紹介ページは、主観的な本文と客観的な建物情報の2つに分けられます。GENERATORでは、建物名と所在地、設計者のみを表示していますが、建物紹介ページ内の建物情報ではより詳しい情報を載せてください。国内の建物なら英語、海外の建物なら原語と日本語という具合に、基本的に2ヶ国語で表記できるように準備してください。
不明な箇所については記載しなくても構いませんが、掲示板を活用して他のメンバーに質問するなどしてみてください。また、ページ制作後に新たな情報が判明したらその都度ページを更新するよう心がけてください。
- 建物名
基本的に原語で記載。
海外建築の場合は、カタカナ表記を追記。カタカナ表記が英語読みとは異なり日本語で名が通っているものは、そちらを採用してください。読みにくい漢字や英語の場合も、ふりがなやローマ字で対処します。
建物の正式名称、通称や俗称名はどれを採用しても構いませんが、必ずページ内に1箇所は正式名称を用意してください。
(例)中銀カプセルタワービル(なかぎん カプセルタワービル)
Nakagin Capsule Tower Building
通称や俗称への対応
同潤会が手がけた青山アパートメントハウスや江戸川アパートメントハウスは実在しますが、同潤会アパートという建物は実在しません。同様にノートル ダム デュ オー礼拝堂(ロンシャン地方にある1教会)は実在しますが、ロンシャン教会という建物は実在しません。日常会話で用いられる建物の俗称や通称の表記は大いに結構ですが、必ずどこかに正式名称を用意しておいてください。GENERATORに登録する際は、正式名称を優先します。
- 設計者
基本的に原語で記載。
外国人の場合は、カタカナ表記を付け加えると親切です、カタカナ表記が英語読みとは異なって日本語で名が通っているものは、そちらを採用してください。
共同設計者がいる場合は「+」プラス記号で追加し、設計事務所が分かっている場合は、設計者のあとに「/」スラッシュ記号をつけて対処します。
(例)黒川紀章/黒川紀章都市計画事務所
くろかわ きしょう くろかわ きしょう としけいかくじむしょ
日本人の場合は英語表記は必須ではありませんが、記載する際には、姓は全て大文字、名は頭だけ大文字、というルールを推奨しています。姓名の順を逆転させる国の人々にどちらが姓であるか示すためです。
(例)KUROKAWA Kisho または Kisho KUROKAWA
- 所在地
所在地を記載します。いきなり市の名前から始められても、どの地方なのか分からない場合もあります。日本国内は都道府県からはじめてください。
個人住宅などプライバシー侵害になりえる建物は、簡略した住所にとどめておいてください。住所を伏せている建物の所在地に関しては、掲示板やメールにで問い合わせがあっても事情を説明し、回答してはいけません。
- 用途
建物本来の用途を記載。コンバージョン等の場合は、原則として現在の用途を記載してください。
- 規模・面積
敷地面積、建築面積、延床面積、階数などを分かる範囲で記載します。単位は平方メートルか坪にしますが、へいほうめーとるの変換は機種依存文字であるため、上付き文字sup
要素でマークアップします。下の例を参考にしてください(さらに詳しい解説)。上付き文字が面倒な場合は漢字で「平米」と書いても構いません。
1,500m<sup>2</sup>
1,500m2
- 構造
- 竣工年月
訪問者にとって有益な情報を記載してください 【LEVEL B】
交通案内、開館時間、関連するWebページなど、あなたのページを見て訪問しようとする人の立場に立って有益な情報を記載してください。
こういった情報が特に求められているのが海外物件です。「○○に行くには○○駅からタクシーで○分。事前に予約が必要。」といった日本語の情報は、世界中であなたが作るページだけかもしれません。
Webページのタイトルをつけてください 【LEVEL A】
あなたの制作したページに来る人はトップページから来るとは限りません。検索エンジンへの最低限の配慮として、htmlのタイトルを正しく記してください。
具体的には、head
内のtitle
要素を下の例のように記述します。「建築マップ」と建物名との間にはスペースを入れてください。
<title>建築マップ 中銀カプセルタワービル</title>
属する地域別インデックスへのリンクを設置してください 【LEVEL A】
あなたの制作したページの建物が例えば東京都にある場合は、東京都インデックスへのリンク(アドレスはhttp://www.archi-map.jp/tokyo.htm)を分かりやすい場所に設置してください。各地域別インデックスのアドレスについてはこちらのページの「地域別ダミーページのURL」をご覧ください。不明な点があれば遠慮無く管理人に質問してください。
建物の縮小画像を配置してください 【LEVEL A】
紹介する建物のベストショット画像を長い方の辺が100pixelに縮小して1枚だけ置いてください。こちらでその画像のURLを登録します。 画像はファイル名とディレクトリ名さえ同じなら発表した後から変更しても構いません。
maxで100×100ピクセルということです。
HTML文書上のwidth height属性で縮小したものは使えません。要はバイト数を減らしてほしいのです。
地図サイトおよび関連サイトへのリンクを設置してください 【LEVEL A】
マピオンで最寄の地図を探します。
- 日本国内の建物紹介でしたら、マピオンまたはマップファンで最寄の地図を検索して、そのURLをリンクさせます。目的のページ内に「このページのURLは・・・」があるので、それをコピーしてリンク先として載せます。
- 国土地理院発行の生地図がある場合は、それを使っても構いません。
- 公共建築物でないものは、厳密にどの場所にあるのかわかりませんから、なるべく表示される地図のど真中に来るように微調整したURLを用意してください。
- 書籍に紹介されていない個人住宅など、建物用途によっては地図を載せる必要はありません。
- 海外の場合は、同様の地図サイトがある場合は可能な範囲でリンクを試みてください。
- その建物に関連した他サイトがある場合はリンクしましょう。
(個人サイトはリンクの承諾をもらってください。公共系サイトは許可申請の必要はありません。)
このサイトは、国土交通省国土地理院から地図の掲載許可をもらっています。国土地理院発行の白地図でしたらスキャンして使うことができます。(業者が再編集した地図は使えません。)
文責について記載してください 【LEVEL A】
- ページ内に、あなたが作成したページであることを明記してください。
- ページ内に連絡先(メールアドレスなど)を記載することは強制しませんが、ページを見た人があなたに連絡を取れるように何らかの手段を用意しておくことを強く推奨します。
- ページの更新日を入れてください。
- 個人サイトのURLやバナーがあれば、リンクしてくださっても構いません。
参加者との関連を深めるためにも、自分の作成したページ内でしたら個人ページの宣伝をおおいに推奨しています。
FORES MUNDIの著作権について記載してください 【LEVEL A】
ページ一番下の (C) Copyright 1998 FORES MUNDI All Rights Reserved.の部分。
機種依存文字は文字化けしますので使わないでください 【LEVEL A】
Windows OSで読めるのにMac OSでは読めない、またはその逆も含めて日本語環境の中ですら文字が判読できない機種依存の表記は避けましょう。
上で書いたように、へいほうめーとるの 変換も機種依存文字です。パート1や2で使うローマ数字も機種依存文字です。ローマ数字はアルファベットのIとVとXでI II III IV V ..IX Xと代用することができます。
平方メートルはm2というふうに上付き文字sup
要素でマークアップします。HTML文書は下記のようになります。
<p>m<sup>2</sup></p>
機種依存文字一覧表。 / 要素参照。
以下に該当していないことを確認してください 【LEVEL A】
- 機種依存文字を使う。
- 他人が撮影した写真を公開する。(許可をもらっている場合はかまいません。)
- 撮影禁止と書かれた場所を公開する。
- 市販の地図(国土地理院発行のものを除く)をスキャンしてそのまま使う。
- 書籍や他のサイトにある記述についてルールを守らず引用する。
- 画像のファイル名やHTMLファイル名など、URLとして使われる部分に日本語を使う。
- あからさまな中傷。
- 許可のとれていない図面の添付。
ページ編集に関して踏まえていただきたいこと 【LEVEL B】
- まずテキストありき
HTMLは、単一のドキュメントの可読性を多様な環境下で確保できるようにするための規格であって、レイアウトを制御するための規格ではありません。雑誌や広告のような配置ワザをHTML文書で再現することは、規格上「重いページ」となってしまいます。地味でも良いですから、まず読める文章と建物画像を載せることに集中してください。
- 文面は主観的に、情報は客観的に
このサイトでは、雑誌のように綺麗な画像やレイアウトに沿った文字数を合わせるといった制限もなく、あの日あの時にしか見られなかったあなただけの表現を期待しています。
建築情報(設計者名、所在地、用途、最寄の地図など)は必ず入れてくださいと、このページの上のほうで説明しました。客観的な明記はそこで済ませているので、 本文は主観的な文章で展開しましょう。記事を書くというよりも作文を書くという感覚です。
建築マップは、建物を見に行くことを趣味にしている人が、(例えば建築学生が同じ建物を見たときに) どういう視点で見ているのか?という期待感も含まれています。パンフレットに書いてあることを、ただ書き並べているだけなら、書籍の方が充実しています。ここは書籍に載らないような、あなただけの感想を書くほうが正解です。
どうしても書籍のような文章を書きたいかたは、書籍に載るようなプロ級の画像も用意してください。中途半端な素人写真を載せておいて、まじめな文章表現は滑稽です。僕たち素人は、素人なりの載せかたがある、ということなんです。
省略あるいはカタカナ変換された技術・専門用語は、辞典・辞書や他サイトで調べることが出来るように、ページ内に1回はその原語を書いてください。
本文の画像について 【LEVEL B】
- 画像はGIFファイル、JPEG(JPG)ファイルかPNGファイルで。本文に掲載する写真画像はJPEG(JPG)とPNGファイルが向いています。
- 画像の大きさは、長い方の辺が150〜600ピクセル程度に収まるようしてください。400ピクセル以上の画像を用いる場合は、サムネイル形式にした方が親切です。
- 画像を縮小するとぼやけてしまいますから、各自画像編集ソフトで画像をシャープにしたり明るさ・コントラストを調整すると綺麗に仕上がります。
画像を縮小すると必ずピンボケします。シャープにできる画像編集ソフト(PhotoShop,
PaintShopPro等)があると便利です。
他のメディアとプラグインについて 【LEVEL C】
- Flash
- Shockwave
- 動画ファイル mov mpeg avi ram
- アニメーションgif
- Clickable map = Image map(クリッカブルマップ=イメージマップ)
- サウンドファイル midi wave au rm mp3
- Dynamic HTML
- CSS(スタイルシート)
- JAVA
- JavaScript
これらのメディアが見られない閲覧者に対して、同等の情報を伝えることができる代替手段があれば、何を利用しても構いません。
建築マップで使用する基準色について 【LEVEL C】
建築マップで使用している色について掲載します。これらの色を使う必要は全くありません。参考までに。
■dimgray
■lightslategray
■steelblue
■#6699cc
■lightsteelblue
■lightblue
■#CEEDF0
■aliceblue
■#B0C4DE
■#336699
■#cccc99
■#808000
■#669933
■#CC6633
■#996633
あなたが制作したページがこのガイドラインに適合していることを確認できれば、参加申し込みフォームに進んでください。公開時には管理人のmakotoが目を通します。なにか不備があればその都度連絡します。
このページで使った用語
- Contents(コンテンツ)
- 目次、内容という意味です。
- 機種依存文字
- 特定の文字コードだけにしか存在しない文字を指します。例えば文字コードSift_JISの記号や半角カタカナなどは、他の文字コードでは登録されていないために、一部の閲覧者にとっては文字化け状態になります。
- Font(フォント)
- 文字の種類です。Webページ作成時にフォント名を指定しておくと、閲覧者側にそのフォントがあれば、そのフォントで見ることができます。もしそのフォントが無ければ、ブラウザで指定されているデフォルト(標準)フォントを使って表示します。一般に普及していないフォントを指定すると、閲覧者に反映されない事の方が多いです。
- URL(ユー・アール・エル)
- Uniform Resource Locatorの略。そのページのインターネット上での住所です。通常は、http://で始まる住所ですが、 ftp://やgopher://という住所もあります。
- pixels(ピクセル)
- パソコンに表示される画面の点の数の単位。Windows系のモニターの解像度:dpiで1280×1024となっていると、 モニターの横幅1280ピクセル縦幅1024ピクセルの点で表示しているという意味です。デジタルカメラなどは、この縦横をかけ合わせた数字を「画素(がそ)」と表現しています。 48万画素なら、800×600の大きさのデジタル写真が撮れます。最近のデジタルカメラの600万画素ともなると、大きすぎてパソコン上では縮小しないと見られません。
- banner(バナー)
- サイトの宣伝のために用いられる広告。通常は、その画像をクリックすると、そのサイトのホームページにリンクしています。 88×31ピクセルが一般的に使われていますが、特に制限はありません。ページ先頭にあるタイトル画像もバナーと呼ぶことがあります。
- Thumbnail(サムネイル)
- 大きな画像は、一度にページを表示しきれない場合があります。その画像の縮小したものを用意して、画像をクリックすると次のページで大きい画像を見せる、 という手法がサムネイルです。縮小した画像なら一覧表として並べられるため、見る側の検索度が上がります。
- JPGまたはJPEG
- Joint Photographic Experts Group の略。画像を圧縮してサイズを小さくすることができる画像ファイルの1つ。 画像編集ソフトで圧縮度の変更ができます。圧縮率を高くすると、ファイルサイズは小さくなりますが、画質が落ちます。
- GIF
- Graphics Interchange Format の略。表示する色数を指定してファイルサイズを小さくすることができる画像ファイルの1つ。 インターネット上での画像ファイルはJPGやGIF、PNGファイルを使用します。一般に写真画像はJPGファイル、 文字画像はGIFファイルと使い分けると、かなり意図した画質を維持できます。
- PNG
- Portable Network Graphics の略。最大280兆色をサポートし、高圧縮が可能な画像ファイルの1つ。ライセンスを取得していないツールで作成したGIF画像を貼り付けたWebの管理者は、米Unisys社にライセンス料を支払う必要があり、GIFに取って代わる画像ファイルとして注目される。ライセンス取得したツール(MicrosoftやAdobe製などの有料ソフト)でGIF画像を作成し、Webサイトに置く行為は問題ありません。
「参加のご案内」のサブコンテンツ
- はじめに
- Webチュートリアル
- WEBページの概論
- WEBサーバ領域の確認
- FrontPage Expressの使い方
- HTMLの読み方
- FTPソフトの準備と表示確認
- 参加に向けて
- 参加にあたってのお願い
- テンプレートのダウンロード
- 【重要】ページ作成のガイドライン
- 参加申し込みフォーム
- より使いやすいページ作りのために
- ユーザーを選ばないページ作り
- GENERATORの設置方法
- 「むぎなび」の設置方法
最終更新日:2005年01月07日
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