step2-3.FrontPage Expressの使い方

ここでは無料のWeb作成ソフトとしてFrontPage Expressの使い方を説明します。なお、FrontPage ExpressはWindows95, Windows98のインターネットエクスプローラに標準搭載されていた古いソフトですので、WindowsMe, Windows2000, WindowsXP, Mac をお使いの方は原則使えません。市販のWeb作成ソフトを購入するか、Vector等で無料ソフトを探してみてください。

NetscapeComposerの使い方(旧コンテンツ)

FrontPage Express

FrontPage Expressのアイコン

Webページをマイクロソフトインターネットエクスプローラーで閲覧しているかたは、FrontPage Expressを用意します。
FrontPage Expressは、FrontPage 97、FrontPage 98、FrontPage 2000、FrontPage 2002の機能を制限したソフトです。その制限内容はファイルを管理する部門ですから、ページを作ること自体に支障はありません。

FrontPage Expressで見た建築マップのテンプレート

step3の「テンプレートのダウンロード」で入手するHTMLファイルtemplate1.htmlをこのソフトから開きます。 現在公開している建築マップページは特殊な処理を施しているので、必ずテンプレートページをご利用ください。

ファイル開くファイルから→ファイルを指定する。

文章の書きかたはワープロ編集と同じですから特に説明はしません。地味でも構わないですからWeb作成ソフト上で文字の大きさや色などの装飾は現段階で考えず、文章と画像を載せるだけに専念します。
画像を挿入する場合は画像を挿入するアイコンを指示します。するとどの画像を載せるんだい?と聞いてきますので、 あなたのパソコン内の画像の置いてある場所を指定します。
では、リンク処理をしてみましょう。ページの一番下あたりで、その建物紹介した地域の目次ページへ戻るハイパーリンクをつけてみます。例えば、京都タワーの建物紹介ページを作ったとします。 そのページ下あたりに京都府の目次ページに戻る為のハイパーリンクを作ってみましょう。
まず、テキストで京都府目次に戻ると書く。それをマウスで反転させる(文字指定)。
それからフロントページのハイパーリンクを挿入するアイコンを指示して、京都府目次のURLを書き込めば、その文字は下線が入り、Webブラウザ上では、目次ページに移動するリンクが出来たことになります。

文字にリンク処理をしている画像

これの繰り返しがWebページ作成の基本です。

ページの題名とファイル名をつける

タイトルとファイル名の違い

ページには、URLで表示されるファイル名とお気に入りで登録したときに表示するWebタイトル名の2種類があります。以下の画像はタイトルを変更する作業をしています。

FrontPage Expressで「ページのプロパティ」を開く
ファイルページのプロパティをクリックするとタイトル名を設定するウィンドウが開きます。
「ページのプロパティ」の設定画面

建築マップから入手したテンプレートの初期設定は

ファイル名
template1.html
タイトル名
建築マップ 建物名

になっています。
タイトル名は紹介する建物名を入れます。(タイトルを省略してはいけません)
ファイル名は、あなたのページ整理がしやすい名前に変更します。 タイトル名は日本語可。ファイル名は不可。

タイトル名の記載例
理想的なタイトル名
京都タワー 建築マップ
好ましくないタイトル名
京都タワー
やってはいけないタイトル名
建築マップ

タイトル名を建築マップという単体の語だけにしないでください。 本来の建築マップホームページが サーチエンジンの上位に出てこなくなるからです。そして、建物名だけをタイトルに書くと本家の建物サイト(某美術館など)よりも 上位にサーチエンジンに引っかかることもあるので、これまたいやらしい。建物名+サイト名というタイトルをつけるのがフェアでしょうね。

ファイルの保存方法はファイル名前を付けて保存を指示します。ファイル名も自分のわかりやすい名前に変更しておきましょう。(日本語不可)

このページで使った用語

ブラウザ
インターネットを閲覧するソフトのこと。Internet ExplorerとNetscape Navigatorが有名。インターネットエクスプローラーはIEと略されることがあります。ネットスケープはNNNCやネスケと略されることがあります。セキュリティの関係から、常に最新のブラウザを利用するよう心がけましょう。
ダウンロード
インターネット上にあるファイルを、あなたのパソコンに取り込む作業の事。今回は最新のブラウザをダウンロードする話でしたが、プリンタードライバーなど、各社が最新ドライバーをネット上で配布している場合が多く、ダウンロードという言葉は頻繁に出てきます。通常は、目的のファイルを指示すると、保存の有無を聞いてくるので、保存先を指定すればダウンロードできます。
バージョン
ソフトは完璧なものではありません。それを各社は、たえず修正した新しいソフトを配布・販売しています。バージョンは数字が書いてあります。同じソフト名では数字の大きいものほど、そのソフトが新しいことを意味しています。
インストールまたはセットアップ
パソコンに何らかのプログラムファイルを取り込んだとしても、即動くものではありませんが、大抵は組み込むプログラムも同封されています。それを使って自分のパソコンで動かせる状態にすることを、セットアップまたはインストールと呼んでいます。
オーサリングツール(Web作成ソフト)
htmlは原則としてテキストエディタで作成します(これを俗に「手打ち」という)が、これは一種のプログラミングに近い行為であり、他のコンピュータ言語より圧倒的に簡単とはいっても、それなりの専門知識が必要です。これに対しWeb作成ソフトは完全に正確なhtmlを作ることはできないものの、ワープロ感覚でWebページを作れる気軽さがあり、広く普及しています。
代表的なソフトとしては以下のようなものがあります。無料ソフトもあります。

「参加のご案内」のサブコンテンツ

  1. はじめに
  2. Webチュートリアル
    1. WEBページの概論
    2. WEBサーバ領域の確認
    3. FrontPage Expressの使い方
    4. HTMLの読み方
    5. FTPソフトの準備と表示確認
  3. 参加に向けて
    1. 参加にあたってのお願い
    2. テンプレートのダウンロード
    3. 【重要】ページ作成のガイドライン
    4. 参加申し込みフォーム
      
  4. より使いやすいページ作りのために
    1. ユーザーを選ばないページ作り
    2. GENERATORの設置方法
    3. 「むぎなび」の設置方法

最終更新日:2005年01月09日
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