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東京都現代美術館 |
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最終更新日:1999年09月30日 設計者:柳沢孝彦/TAK建築・都市計画研究所 |
磯崎新が東京の五大粗大ゴミができたと言っているが、その五大粗大ゴミとは、東京国際フォーラム(ラファエル・ヴィニオリ)、江戸東京博物館(菊竹清訓)、東京都庁(丹下健三)、東京芸術劇場(芦原義信)と東京都現代美術館(柳沢孝彦)の五つで以前の東京都庁は、現在東京国際フォーラムの敷地にあり、新都庁を東にするか西にするかということで丹下健三は西に位置する新宿に新都庁をつくったが、東には東京都現代美術館を、旧都庁の敷地には東京国際フォーラムをつくった。 |
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左の写真が巨大エントランスホール。一見スケールアウトかな?と思いますが、このような空間は他では味わうことができないものです。スケールアウトというものは、人が今までの記憶を便りに、この空間のスケールと照らし合わせて判断していると思うのですが、そういった以前の記憶の枠にはまらないこのスケールが非常に印象的です。 |
巨大エントランスホールを木場公園側から見た物です。細部のディテールを撮るのを忘れてしまったのですが、「美術館の夜」にもかなり考えられているようで、実際には夜の風景を見たわけではないのですが、このホールが光ることによって公園側に非常にやさしい雰囲気を提供してくれるのではないでしょうか? |
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公園側のサンクンガーデンです。この美術館はサンクンガーデンが2つあり下の写真にもありますが、この写真のサンクンガーデンは、巨大エントランスホールの下に位置し、一階から地下にいくエレベータに乗るとこの庭が流れるように映り、僕は非常に強い印象を受けたのを覚えています。こういった「仕掛け」がすごく気持ちいい。ある意味これも美術品でしょう。 |
正面の写真ですが、さすがに大きな建物だけに広角レンズを付けていないデジカメでは全体を写すことができませんでした。この右側には、巨大エントランスホールがあり、写真には見えませんが、サンクンガーデンがあります。ここで見える建物が、展示空間で、地上4階、地下1階の非常に大規模な展示空間を実現していますが。ただ難点が一つ、それは見る人がそれだけの量を見て回るともれなく足の痛みがついてきます。 |
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文責・写真:H.Tanaka