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高瀬川は角倉了以が開削した運河で、森鴎外の歴史小説「高瀬舟」でも知られる。中京区樋之口町から賀茂川の水を分岐し、伏見の京橋で宇治川に合流する。慶長19年(1614)の完成したもので、高瀬舟を使ったことから高瀬川と呼ばれた。江戸時代の約250年、京都と大阪の貨物輸送に大きな役割りを果たしてきた。この船入は当時の貨物積卸場で、もとは東北約85m、南北10mほどの掘割であった。いまは東西20m、南北6mほどが残されている。現在は国の史跡に指定。また、川には復元された高瀬舟もある。高瀬川は木屋町通の西を流れるが、木屋町の名はここに材木業者が多かったことに由来するという。幕末のころは勤皇浪士がよく集まった場所でもあった。ここから高瀬川を南へ行くと、安藤忠雄設計の TIME'SI II があります。 高瀬川一之船入 Takase River Ichi-No-Funairi 1st Wharf MAP 所在地 京都市中京区一之船入町 Back 0 |