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修学院離宮修学院離宮は京都の北東、比叡山の麓に近いところにあり、背景となる山全体を借景とした雄大な庭園で、その広大な敷地は上・中・下のそれぞれ独立した3つの御茶屋に分けられている。それぞれの御茶屋へは松並木道を通ると、そこには田圃が広がっている。上御茶屋は鞍馬・貴舟の山々をも借景とする雄大な大庭園。ここは17世紀の初頭に後水尾上皇が山荘として造営したもので、当初は上・下御茶屋だけであり、中御茶屋は林丘寺門跡であったものを、明治になってから離宮に編入したもの。 下・中御茶屋は、建物の前に遣水 (流れ) を取り入れ小池を配し、こじんまりと整えられていて、これに対し上御茶屋は離宮内で最も高い位置にあり、大池を中心として周りの環境を取り込んだ回遊式庭園となっています。修学院離宮を拝観するには、京都宮内庁へ往復ハガキ参観願(1枚で4名まで申し込める)を出す必要があります。拝観料はいりませんので無料です。(往復ハガキの100円は実費ですが)当日は宮内庁の案内で拝観するのですが、なにしろここは広いのです。約3kmの道のりにもなりますので1時間半程の時間がかります。申し込み方法 他に参観願を出すことで参拝できるものとして、桂離宮、仙洞御所があります。 修学院離宮 Shugakuin Imperial Villa 造営 後水尾上皇 17世紀の初頭 回遊式庭園 MAP 所在地 京都市左京区修学院薮町 Back 0 |