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コレッツィオーネ |
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最終更新日:2006年04月16日 設計:安藤忠雄建築研究所 |
アプローチから中心のシリンダーを見る |
東京で安藤忠雄の建築を見ることはざんねんながらあまり出来ません。しかし、このコレッツィオーネは唯一の中に入れる作品です。(現在はこの表参道沿いに表参道ヒルズもできた) それだけに建築家を志す僕たちがよく買い物もしないくせにうろちょろうろちょろしています。(お店のかたすいません。) 噂によると、ここに入っている店舗が最近撤退したと聞きました。「なぜ!こんなにすごい建築なのに!」そうなんです、すごい建築なんですが、なかなかお店に客がいない。 安藤忠雄的というか、迷路なんですよね。何回行ってもプランがよく分からない。しかも閉鎖的で、京都にあるTIME'S I IIと同じ雰囲気です。 |
この敷地は落ちついた雰囲気の場所なのですが、この建築を設計するときには周囲の環境を壊さないように、大半を地下に埋め高さを押さえた計画になっているそうです。 なんと言っても、商業施設、集合住宅、ギャラリー、スポーツ施設などを埋め込んでいるのでそれだけのボリュームを埋めると地下何階にもなってしまう。そこで問題なのが採光で、これをうまく解決するためにうまい計画がなされています。 それは行ってからのお楽しみです。 左のエントランスから左上、右上、左、右下へと最初からいくつもの分かれ道になっており、早速迷路の始まりです。 |
メインエントランス |
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階段とVoidの空間が入り組んでおり、非常に複雑な構成になっていて、上のコメントではいろいろな批判?をしていますが、わくわくしてしまう建築としては僕の見た作品の中で一番でしょう。 わくわくするって何か? それは、まだ小学校の時に秘密基地やなんか閉鎖的な所にいると落ちつく。といった心理状態なんですけど。 なんというか、おしっこに行きたくなる?様な(わけがわかりませんが)感じです。 |
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エントランスから右下に降りていくとこのような円に沿った階段があり、大阪にあるガレリア・[akka](安藤忠雄設計)のような雰囲気が漂っています。 はたして、右側に見える洋服屋さんにはどうやっていけばいいのだろうか? |
店舗は見えるがアクセスが難しい |
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別のアプローチからホールを見る |
徒歩圏内で見ることのできる作品
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文責・写真:H.Tanaka
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