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さざえ堂(旧正宗寺円通三匝堂) |
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建物名: 関連サイト 最終更新日: 作成日: 作成者: |
世界でも例に見られない螺旋状の塔とでも言いましょうか。 このさざえ堂は、会津若松市の飯盛山という戊辰戦争で活躍した10代の男子で編成された白虎隊が自刃した場所であります。 |
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内部の写真ですが、階段ではなく、スロープで上っていきます。そこでは、下ってくる人とはすれちあうことがありません。 |
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上りながら後ろを取った写真ですが、右回りに上がり、左回りに下るという一瞬複雑なんですが、右の写真の天井の上が下るスロープってことなんです。 |
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左の写真が上りと下りの切り替わるいわば最上階部分です。 |
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西側立面写真です。 |
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トタンでおおわれているのが非常に見苦しく残念でしたが、この辺は冬が厳しく、しかしもっときれいにやれるでしょうに。 |
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最後に唐破風部分。彫刻も非常に古く、オリジナルです。 |
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北立面図(日本大学理工学部建築史研究室所蔵) |
参考までに 「螺堂」(栄螺堂)とは、庶民巡礼の対象となっていた礼所の霊跡を現す仏像を安置する仏堂のことである。参詣路を往路と帰路とに分けて、斜路や階段などを利用し、上り下りを一方通行として、回遊風に参詣路を巡って歩くことで霊場巡りができるようになっている。さざえ堂は、江戸本所の羅漢寺さざえ堂の他いくつかの例が知られており、江戸時代から明治初期にかけては、名所として人びとの人気を博していた。なお現存するさざえ堂には、会津若松市の旧正宗寺円通三匝堂などが知られている。会津若松の三匝堂は、さざえの殻のように螺旋状に回りながら上り下りするようにつくられている。
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文責・写真:H.Tanaka