マジョリカハウス
Majolika Haus
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ウィーン滞在中の土曜日に、ブラブラとナッシュマルクトの朝市と蚤の市を冷やかしていた時に、偶然見つけました。
隣にはコーロ・モーザがデザインしたメダイヨンハウスがあり、この2棟は非常に回りの建物と比べて目立っていまし
た。
マジョリカハウスといわれる理由はファサードにマジ ョリカ陶板を張り詰めているため。赤いバラの絵は ダイナミックかつ美しく、通る人の足を止めます。 このマジョリカハウスができたのは、カールスプラッ ツ駅ができたのと同じ頃、どちらの建物もユーゲント シュティール(パリのアールヌーボーの影響を受け た青年派様式)建築の代表とされています。 |
1・2階はテナントが入っており、3階より上が住宅になっているようです。2階と 3階にはヴィーンツァイレ通りに面して全面にバルコニーがありますが、それよ り上の階になると、建物の両端の部屋にのみとなってました。撮影している時 に丁度3階の住民の方がバルコニーで電話をしていたのですが、端から端ま で行き来していたので、仕切りは入っていないようです。(1フロア1軒なのか もしれません) 住宅の為、中に入る事はできませんが、建物内の内装(特にエレベーターホ ール)も素晴らしいらしく、また写真はありませんがケストラーガッセ通り側の 入口も必見とのこと。 右に少し見えているのが、メダイヨンハウスです。この辺りにも多くのユーゲント シュティール様式の建物もあり、お天気の良い土曜日は朝市と蚤の市を冷やか しながら建物を回るのも良いかもしれません。 |
建物名 マジョリカハウス
設計者/監修 オットー・ワーグナー
種類/用途
集合住宅
建立/竣工 1899年
場所 6 Linke Wienzeile
40(地下鉄U4Kettenbruckengasse下車すぐ)