「健康の森」水のゲート、風のゲート Kenko no Mori:Water Gate,Wind Gate |
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DATA
設計:竹山
聖/設計組織アモルフ 最寄の地図
作成日:1999年 11月
26日 最終更新日:1999年 11月 26日 |
山の中の道をズンズン車で登ってい行くと、すっくとコンクリートの板が目に入ってきます。これが「健康の森」を出入りする門の役割を果たしている「水のゲート」です。
ゲートというと、くぐり抜けて入るという門のイメージがあるけど、ここはゲートといってもくぐり抜けません。水の流れと重力を利用して創り出すモニュメントです。谷川の水を利用しH型鋼の水路を通して、約9mの高さから落下させています。
これが、道の反対側にあって、道しるべの役割をしてますね。
車で行ったものの、やはりこの水しぶきに触れてみたいという衝動が起きるんだね。ただ通過するだけの門とは違い、人間との触れ合いを誘うところがありましたね。この水、冬になると凍って氷柱(つらら)状態になるとおもしろいなー。実際のところどうなんだろ・・・?調べろぉ?はい、そのうちに。
ほら、近寄りたくなるでしょ? ならない?・・・
んで、これがもう一方の「風のゲート」です。なんか、ぱっと見た目、鳥のような印象だったなー。クチバシのような羽のようなイメージに感じました、私にはね。 (本当は船の帆の形から由来しているらしいぞよ)
これ、風に吹かれて動くそうです。このときは風が吹いていなかったので確認出来ませんでしたが。 どんなふうに、動くんでしょう。
ディテールです。動きを想像してみてね。
風を受ける三角の羽部分が紫色で、緑の森のなかで違和感無く存在してました。(由来はムラサキシキブの実の色のようである。)
陽が落ちてきたので帰るところ。やっぱり鳥(トリ)のイメージに思えてしまう。しかし、これも風という自然の力を利用して動くということで、きっとここを訪れる時々によって風見鶏のように、(あ、それで鳥かぁ・・。なんてね。)向きが変わるという変化があっていいかもしれません。
「水のゲート」も「風のゲート」も共に自然を利用し、人の感覚と交流し合う、新しい門のあり方を提示しているのではないでしょうか?
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