昔から気になってたんですよ、高速道路がビルに貫通しているこの建物。JR大阪環状線からよく見えます。今回は、わざわざこの建物を見に行くことにしました。阪急梅田駅から結構歩くんですね。
この建物を初めて見た当初(8年ほど前)、僕はすごく未来を感じましたよ。「あー、これからこういう建物がたくさん出来るんだー」ってね。昔のアニメに出てくる「未来の建物」って、こんな風になってるでしょ。でも、今のところこれしか見たことありません。こうして建築の勉強をしてから見に行くと、またちょっと違う感覚で見てしまいます。「事故ったらどっちの責任だろう」とか「建て変えるときはどうするんだろう」とか「構造はどうなってるんだ」という、とても現実的に考えてしまうのでした。(構造は切り離されているようです。)
まあ、どっちにしろこのアクロバット建築がこうして建っているわけでして、分かりやすくて面白いと思います。
電車が自社ビルを貫通した駅というのは見かけますが、高速道路が貫通したビルなんてどうやって施主を納得させたんでしょうか。この建物、確認してこなかったのですが、こんなことが出来ると言うことは、阪神高速の自社ビルか何か関連してるのでしょうかねぇ。