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Hakuyou Bldg, Shijyo-Omiya 白洋ビル・四条大宮 |
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白洋ビル・四条大宮 設計:森田昌宏/竹中工務店 Camera: 作成日: 最終更新日: 作成者: |
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打ち放しコンクリートの基本に忠実な構造美と、ルーバーのアルミだけを用いたシンプルな建物です。建物はシンプルなのですが、ここ四条大宮も含めてこの辺一体は好き勝手に大きな看板とネオンサインが立ち並ぶ、混沌地帯です。もうちょっとなんとかならないのか? 京都の混沌地帯といえば、この四条大宮界隈と西院界隈が目立ちます。
1・2階はクリーニングの白洋舎、3階以上が集合住宅。上の写真は集合住宅の玄関。何世帯も住む出入口とはちょっと思えないなぁ・・さしずめ従業員通用口のような地味さです。
今回は学校からの見学会だったので、中も見られますし、この設計者ともお会いすることもできました。
もう一度外観を見てください。ルーバーが全面施されているでしょ?ということは、1枚分のルーバーはかなり大きいはずです。その辺がどうなってるか気になりますよね?では見てみましょう。
あら〜小さい部屋だねえ・・5歩あるけばすべて事足りるワン・ルームタイプです。気になるルーバーは、室内から見るとどうなってるのでしょう。へぇ・・ここの天井はフラットなんですね。柱を小スパンで並べているので梁(はり)がないんです。こういうのも「ドミノ」っていうんですか?ちょっと自信ないけど。
エレベータ前から居室を見る。あーわかった!天地が逆さまになってもおかしくはない仕上げだから落ち着かないんだ。ほら、垂直方向に反転させた画像と比較してみるとよく分かる。天地どっちでも良いような仕上げをするからなんか落ち着かなかったんですよ。居室内は、まだ床の仕上げがフローリングだったから大丈夫なものの、廊下はねぇ・・こういうのやめたほうがいいと思うな。
居室階の平面図を載せておきます。「階段がダブル階段になっている」と設計者は語っていました。・・だからどうした?それがすごいのか?
この建物のウリは免震構造。地下1階に揺れを吸収する仕掛けがあるとのことで見学することが出来ました。あの従業員出入口か?と言っていたところもその揺れの「遊び」部分として、隙間が開けられていることが確認できます。
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