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Okochi Villa 大河内山荘 |
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大河内山荘 設計:大河内傳次郎 庭園公開時間: Camera: 作成日: 最終更新日: 作成者: |
京都の観光スポットは山際に密集しています。その山際の建築を見ると、建物単体というよりは借景や自然の中に埋もれるように建っている建築物という要素が大きいため、自然や庭園の写真も多くなってきます。 今回紹介する大河内山荘もその1つで、建物本体を見るというよりは風景画を見るような感覚になってしまいます。
嵐山から天竜寺を経由して山荘に向かう途中に、京都のイメージ画像として定番の「竹林道」を通ることになります。ここですでに「わぉ〜」となってしまうのですが、こんなことで驚いてはいけない。今から紹介する大河内山荘は大河内傳次郎(おおこうちでんじろう)の個人住宅でありまして、自分で設計したというこだわり。彼は東映の映画俳優だったんですよ。その収入をすべてこの山荘に注ぎ込んだというのです。
シークエンスという言葉をご存知ですか? シークエンス(sequence):連続している一連の景観現象で、古くは回遊式庭園に見られるように、観客の動きにしたがって次々とシーンが変化し、連続して展開されていくこと。 まあ、これを上手く利用しているのが現代で例えるなら「お化け屋敷」といったところでしょうか?あの角を曲がったら「わぉ〜」という手法です。大河内山荘はこれが連発します。傳次郎ちゃんにまんまと驚かされるのです。最低10回は「わぉ〜」と言えますよ。おっと、詳しくは書けません。実際に見て体験してくださいな。
敷地の山頂「月香亭」からは東の比叡山が良く見えます。こりゃお見事!
瓦を敷き詰めた小道。少し勾配があるのですが瓦の素材上、滑り止めにもなります。いいアイディアですが、あまり見かけない手法ですね。劣化が激しいのかな?
山荘の創作は大河内傳次郎34歳、昭和6年に始まる。持仏堂、敵水庵と着手、そして10年の着想成り、寝殿造、書院造、数奇屋造、それに民家という日本の全住宅様式を網羅した建造物を、数奇屋飾「笛吹嘉一郎」に依頼、山荘の中心に大乗閣を完成させ、庭師「広瀬利兵衛」と共に64歳で逝去するまで創造に明け暮れた。 すごいですね〜。現代でこのような趣味をお持ちの方はおられるのでしょうか?成金芸能人がイギリス調邸宅に外車3台(ポルシェかベンツ)所有、このへんがオチでしょう。 山荘に入るには900円支払います。お茶と菓子と絵葉書つきで900円ですから、けっして高くはありません。一山登ったようなものですからお茶を飲んで休憩しないと結構疲れます。いろんな意味で「ごちそうさまでした」といえる山荘。 みなさんも「わぉ〜」を体験してみてね。 |
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