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Kyoto Prefectural Government Offices 京都府庁舎旧本館 |
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京都府庁舎旧本館 設計:松室重光+一井九平 見学の際は、2号館1階にある「財産管理課」にて許可をもらって下さい。 作成日: 最終更新日: 作成者: |
京都府庁舎の旧本館。まだまだ現役で使われています。現存する都道府県庁舎の中では最も古い建物です。
守衛さんが居たので写真の許可を申し出る。「2号館の財産管理課へ行ってください。」だって。財産管理課?なんか凄いことになってしまった。まあ、せっかく来たのだからとことん行こうじゃないか。
サイトプランを見てください。真中が旧本館です。その左が1号館、上にあるのが2号館です。財産管理課に行って事情を説明して、住所と名前とこのサイトのURLも書いてきました。建築マップの宣伝も怠りません。 では、旧本館へ。
入って正面に階段。館内はものすごく暗かったのですが、階段踊り場の窓明かりが誘導してくれます。しかし豪華だなあ・・階段の手すりは大理石。部材のすべてに細かい装飾が施されています。
旧本館は「ロ」の字を書いた、シンメトリー(Symmetry:相称)な建築物。中庭に出るとポコっと独立した場所があるのですが、これは便所。これまでも対角線上に同じ物があるのです。
中庭から奥を望む。建物こそ古いですが、当時でもお金のかかった建物であることは想像できます。とにかく豪華!別世界です。いつまでも残って欲しい建物ですね。 さて、旧本館を見学に来たのは理由がありまして、京都新聞に面白い記事が載っていたのです。 <京都新聞より> 本当に渡り廊下が、途中でとまってるのか?
あっ!あった。あはははは・・・すごいや。新しいものが古いものを飲み込もうとしています。消耗文化をくい止めた貴重なワン・シーンかも知れません。 一見無駄な部分ではありますが、この寸止めの渡り廊下は保存に対する1つの考え方を教えてくれた気がしました。 |
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